『マネジメント』のドラッカーが書いた『経営の哲学』を読んだ
はじめに
この『経営の哲学』は、あっさり読めて、寝る前の60分ですべて読むことができた(内容が少し分かりづらい部分があったけど、それは理解していない)。
本書は、1ページに名言が一つ書かれており、量が少なくすごく読みやすく、テンポ良く読み進めることができる。
少し分かりづらい言い回しがあるが、これは僕の理解度が低いだけだ。実際にビジネスをやっている社会人だと理解できるでしょう。
本書の構成(目次)は以下の通りだ。
- 作者: P・F・ドラッカー,上田惇生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2003/08/01
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 8回
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さて、この中で私が気に入った名言を載せる。
マネジメントの役割:強みを発揮させ、弱みを無意味にする
この言葉は、マネジメントを少し知っている方はだれでも知っているでしょう。成長させるべきは、強みということが。
私は「強みを強くすることで弱みを無意味にするくらい頑張れ!」という解釈をしている。
この言葉を知っていたから、私はプログラミングのスキルを伸ばすことに専念できた。デザインセンスは一切ないけど、それは他の人に頼むことにしている。
目標管理:支配から自己管理への転換
◯◯をしろという「支配」ではなく、◯◯を達成させようという「目標」へと転換させることが重要である。すなわち、その役割を自己管理させるのだ。
これはなるほど、と思った。「◯◯しなければいけない...」より「△△実現させるために◯◯しよう!」のほうがモチベーションが高くなるのは分かる。
これはすべてにおいて用いることができる。素晴らしい...!
目標管理の重要性を改めて知ることができた。私が所属している学生会にもこれを使えるだろう。
意思決定:対立なければ決定なし
これは、意見の対立がなければ(満場一致では)決定を行ってはならないということだ。学生の会議なんかは、意見の対立が少ない気がする...。ファシリテーターとして、もう少しスキルを上げなければけいけないな、と思った。
意思決定:複数の解決案を作成せよ
どのような状況に置かれても対応できるように複数の解決案を作成することが大切だ。
さいごに
知識が浅い私にはこれらの言葉しか「ずしん」とこなかった。ビジネスパーソンや経営者にとっては「ずしん」とくるものがたくさんあるのではないだろうか。
様々なことに挑戦し、この本を読んで振り返ってみたいと思う。「ずしん」と来る回数によって自分の成長がわかるのでは無いかと思っている。本書はあっさり読めてしまうので、何度も読み返しが効く。手軽に読めるので、片手間に読んでみてはどうだろうか?
- 作者: P・F・ドラッカー,上田惇生
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