『ソースコードを読む技術』を読んでみた
本書の目的
を対象にしている。この2つも「スキルアップをするため」に「オープンソースを読む」って感じだと思うので、中級者が次の壁を乗り越えるために必要とする技術、「ソースコードを読む技術」を学ぶのが目的である。
- 作者: 高木信尚
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2010/06/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 2人 クリック: 151回
- この商品を含むブログ (14件) を見る
構成
- プログラムを読む理由を知る
- プログラムを読む素養を学ぶ
- プログラムの読み方のコツを学ぶ
- printfを例に筆者とソースコードを読んでみる
感想
プログラムの行間を読むということは、様々な思考を巡らせて読むことである。以下の例では、「barとはなんだろうか」、「戻り値は何が戻ってくるのか」、「型的に大丈夫なのか」など予測して読むことである。ここは、経験が重要になってくるのかな、と思った。
void main(int x) { if(x > 1 || x < 10) { bar(x); } }
本書では、「C」, 「C++」, 「C#」, 「Java」を主に取り上げていて、これらの経験があればスラスラと読めるだろう。授業で「C」を利用したレベルの自分でもまぁまぁ理解することができた。
3は、簡単に流し読みした程度なので、あまり知識としては定着していない。ソースコードを読むために、「grep」や「クラス図」など様々なツールを利用すると捗るということらしい。
4は、「printf」。Cやっているとこれはよく出るのだが、今回は興味がなかったのでパスをすることにした。興味がある、使っている言語のオープンソースを読むほうがモチベーションが保て、テクニックなどを知れるため技術力の向上になるだろう。(printfは基礎というか、素養として身につけるべきであるが...)
- 作者: 高橋麻奈
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2012/09/03
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (4件) を見る
- 作者: 紀平拓男,春日伸弥
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2011/03/30
- メディア: 単行本
- 購入: 15人 クリック: 255回
- この商品を含むブログ (31件) を見る